国内FXでは取引資金がたっぷりある人が、限られた業者でしかやることを許されないスキャルピング取引。
別名「超短期売買」と言われるスキャルピングは短い期間でエントリー・決済を繰り返すトレードスタイルです。
これは管理人の個人的な意見ですが、海外FXはスキャルピングがズバッとハマる取引環境だと考えています。
むしろ今まで海外FXやっててスキャルピングしてない人は「じゃあ、どんな取引してるの?」って感じです。もしそんな人がいたら冷めた眼差しを送ると思います。
- 海外FX取引でスキャルピングがいい理由
- 海外FXのスキャルピングのポイント
- 管理人がたどり着いた「スキャルピング最強ブローカー」の答え
の3つを中心に、ちょっとしたコツも紹介したりしながら、海外FXスキャルピング取引の魅力を存分にお伝えできたらと思います。
→管理人がメインでスキャルピングしているおすすめブローカーを先に見る
Contents
海外FX、スキャルピングしないで何するの?
デイトレード、スイングトレード…
FXの取引スタイルにはいろいろありますが、ハイレバレッジできる海外FXでは「攻める」意味でも「守る」意味でも超短期売買・スキャルピングトレードが主流です。
そもそも海外FXはポジション保持に向いていない
海外FXで取引するからには「少額入金で大きなポジションを持って取引する」というのが1番おもしろいところ。追証なしのゼロカットシステムもあるので、むやみに口座に入金しすぎないのが正攻法です。
(関連:追証なしゼロカットは海外FXだけ!借金地獄に近いのは国内FXだった?!)
そうなってくると、少しマイナスの方に値動きしただけで証拠金維持率が大幅に削られてしまいます。
【1万円入金で4万通貨のポジションを持った場合】
(レバレッジ400倍、1ドル100円計算)
⇨2.5pipsの逆行で1000円の含み損。
※どれだけロスカット水準とスプレッドが低いブローカーで取引しても20pips逆行で強制ロスカット。
つまるところハイレバレッジ取引はロスカットまで耐えられる許容pipsが小さくなってしまうのです。
ポジションをずっと保持したとしたら「ちょっと目を話した隙にロスカットされた…」ということも全然起こりえます。
ポジションを持つ時間が長くなれば長くなるほどロスカットされてしまうリスクが大きくなってしまうので、海外FXではできるだけ早めに決済して取引を終わらせるのが主流です。
ハイレバの海外FXなら少額入金でもスキャで利益を狙いやすい

国内FX経験がある方は「スキャルピングで稼ぐにはまとまった資金が必要」と思っている方が多いでしょう。
最大25倍の低レバレッジでは10万円入金してようやくMAXで2万5000通貨ポジれるくらいですもんね。
少額入金で大胆にポジションを持てないトレーダーにとっては「苦行」のような取引です。
駆け出しのFXトレーダーだったころ、数万円の資金しか用意できなかったのでスキャルピングをそっと諦めてスイングで1発ドカンと狙う道を選んだのを思い出す…。
400倍以上のハイレバレッジで取引できる海外FXなら、スキャルピングで抜くような小さな利幅でもある程度大きな利益を狙います。
同じ資金で取引して同じ利幅を抜いたとすると、レバレッジの差だけ単純計算で16倍以上の利益を上げることができます。(参考:海外FXのハイレバ取引のメリット・デメリットを真剣に考えた(準備中))
国内FXでは16回同じ利幅を抜かないと達成できない利益を達成するのに、海外FXでは取引1回でOK。
少額入金でも国内FXとは比べ物にならないくらい少ない取引回数で、利益が伸びるスピードが爆上げです。
海外FXのスキャルピングで重視すべきポイント
- スプレッド(取引コスト)
- 約定力
- 注文方式
これから海外FXでスキャルピング取引していく上で、管理人が絶対に大切だと思っている要素を3つほど伝授します。
スプレッドは0.1pipsでも狭く
「スキャルピング取引するならスプレッドが狭いブローカーがいい!」
何度も言い古された言葉なので改めて言うのも少し気恥ずかしいですが、あえてもう一度言います。
スキャルピング取引で1番重視すべきなのはスプレッドです。
スプレッドが狭い業者でスキャルピングすると、
- 取引のコストを抑えることができる
- 利確の決済注文を出しやすくなる
と良いことしかありません。
おそらくFX取引をかじっている方ならすでにご存知かと思いますが、おさらい程度で読んでいただけたらと思います。
①取引のコストを抑えることができる

スキャルピング取引は1回の取引でガッツリ利幅・利益を狙う手法ではありません。取引を何度も重ねながらコツコツ利益を重ねていく地道な作業です。
ハイレバレッジで大きなポジションで取引する場合も、根本的なところは変わりません。
エントリーの回数が増えると、ブローカーにスプレッドを支払う回数が増えることになります。
スプレッドが広いブローカーで取引するのは、いわば愚の骨頂。
例えばスプレッドが0.1pips広いブローカーで取引したとすると、10回取引すれば1pips、100回取引すれば10pips分の利益をドブに捨てているのと同じです。
コストを減らしてできるだけ取引で稼いだ利益を残すためには、スプレッドは0.1pipsたりとも妥協するべきではありません。
②利益確定の注文が出しやすくなる

FX取引はマイナス(損失)からのスタート。エントリーした瞬間にスプレッド分が証拠金から差し引かれてしまいます。
取引一回あたりの目標利幅をどれくらいに設定していたとしても、最低でもスプレッドを超える利幅を抜かないと利益を確定できません。
トレーダーの性格にもよると思いますが、できれば早めに利益を確定させて決済させたいところ。
特にハイレバレッジの海外FXで大きなポジションを持って取引するとなると、少し値動きが逆行しただけで含み損まで押し戻される恐れがあります。
(ちなみに臆病者の管理人が手動でスキャルピングする時は、2pips分の利益が出た段階で決済注文を出すようにしています…)
スプレッドが狭いブローカーで取引しておけば、プラスに転じて目標利幅に届くまでに必要な利幅が少なくなります。
【スプレッドが0.5pips広いブローカーで取引してしまうと…】
- ブローカーA:スプレッド0.8pips
- ブローカーB:スプレッド1.3pips
- 目標利幅2.0pips
ブローカーA→2.8pipsの利幅を抜けば利確の決済注文が出せる
ブローカーB→3.3pipsの利幅を抜かないと利確の注文が出せない
⇨目標利幅を抜くまでに0.5pips余分に利幅を追いかける必要がある!
狭いスプレッドのブローカーで取引しておけば「エントリー→決済」の流れがスムーズになるので、スキャルピングがはかどります。
約定力はコスト面・心理面で大切

約定力もスキャルピング取引ではかなり肝になる要素。
決済注文が滑ってしまったら話になりませんからね。せっかく利益確定のタイミングで注文を出しても、決済が遅れるほど利益が少なくなってしまう恐れがあります。
実は恥ずかしながら管理人がスキャルピングを始めたてのころは、約定力の大切さに全く気づいてませんでした。
とりあえずスプレッドだけを考えてブローカーを選んでいたというわけです。
結局スリッページのせいで発生してしまう隠れコストのせいで計算が狂ってかなりヤキモキしました…
コスト面もそうですが、管理人的には精神的なダメージの方が大きかったかもしれません。
手動でスキャルピングするとなると、取引している間ずっとMT4画面に張り付きっぱなしになります。言ってしまえばかなりピリピリしている神経質なコンデション。
そんな中ようやく訪れた「利確の注文が出せる!」というタイミングで、注文が滑ってみてください。かなりいらだってしまうので精神衛生上よくないです。
コストの面でも心の面でも快適にスキャルピングするためには「絶対に注文を約定してくれるんだ」という信頼がないとやっていけません。
注文方式はNDD方式のブローカーを選ぶ
NDD方式の海外FXブローカーじゃないとスキャルピング取引は成立しません。
DD(OTC)方式のようにブローカーが戦略的に注文を処理するとなると、高頻度の注文に対応できません。(参考:FX取引のNDD方式とOTC方式について)
一応海外FXブローカーの「多く」はNDD方式で注文を処理しますが、中には隠れDDブローカーも存在します。
スキャルピング禁止にしているブローカーはOTC(DD)が濃厚
海外FXでスキャルピング周りの取引を禁止しているブローカーはOTC方式のブローカーだと考えてください。
スプレッドしか業者の売り上げにならない海外FXブローカーにとって、たくさん取引してくれるスキャルピングトレーダーは本来大歓迎のはずですからね。
ブローカーの中でディーラーが注文を決済しているからこそ、大口の注文をドシドシ寄せられても対応できないのでやむなくスキャルピング禁止にしているとしか考えられません。
管理人はAxioryのナノスプレッド口座メインでスキャルピングしています

海外FXのスキャルピング取引に1番いいと思っているのはAxioryというブローカーのナノスプレッド口座。実際に管理人もスキャルピング用のメイン口座として使っています。
- スプレッド(取引コスト)が安くつく
- NDD(ECN)方式だから大口・高頻度のスキャルピングOK
- 最大レバレッジ400倍で資金効率も文句なし
スプレッドが狭いから取引コストが安くつく
Axioryのナノスプレッド口座は管理人が使ったことがある口座の中で、スプレッド(取引コスト※)が最低水準です。
当サイトのスプレッドランキングでは堂々の第1位にランクインしています。
(※ナノスプレッド口座はスプレッドとが別に取引手数料が発生します。当サイトのスプレッドランキングでは「スプレッド=取引コスト」という考えから、取引1回あたりのトータルコストで比較しています。)
【スプレッドランキングTOP3口座のスプレッド】
業者名 (口座名) |
ドル円平均スプレッド | ユーロドル平均スプレッド | ポンド円平均スプレッド |
---|---|---|---|
![]() |
1.0pips | 1.0pips | 2.1pips |
![]() |
1.2pips | 0.9pips | 2.2pip |
![]() |
1.3pips | 1.3pips | 2.3pips |
「スキャルピングではスプレッドを0.1pipsも妥協したくない!」
そう思っていろんな海外FX口座を見てみてたどり着いたのがAxioryのナノスプレッド口座だったというわけです。
NDD(ECN)方式だから大口・高頻度のスキャルピングOK

Axioryは完全なNDD(ノーディーリング・ディスク)方式です。
(参考:NDD方式の海外FXは勝ちやすい?国内FXで勝てないのはOTC(DD)方式が原因だった?!)
しかも上述のナノスプレッド口座はECN口座ということで、トレーダーの注文はインターバンクに直接流されます。
どれだけの回数、どれだけの量を注文しようがブローカーにストップされる恐れは0。好きなだけ自由にスキャルピングできる環境です。
ECN方式ということで反対注文がないとマッチング・約定しませんが、その辺もAxioryは抜け目ありません。
インターバンクには公式ホームページ記載のLPが数多く名を連ねているので、注文はサクサク約定します。
もちろん注文が全く滑らないというわけではありませんが、致命傷になるほど注文が滑りまくったことは今まで一度も体験したことがありません。
(関連記事:ECN方式って何?STP方式との違いからおすすめのトレーダーを紐解く)
できれば夜22時~深夜2時の間に取引するのが望ましい
いくらインターバンクにカバー先LPが参加しているとはいえ、平日の午前中などの取引量が少ない時間帯には約定スピードが少し遅くなってしまいます。
Axioryのナノスプレッド口座でスキャルピングするならFX通貨の取引量が多い22時~深夜2時の間で取引するのがベストです。
最大レバレッジ400倍で資金効率も文句なし
Axiroyは最大400倍までのレバレッジを使って取引できるので、資金効率も文句ありません。
実際「最大レバレッジ1000倍」はほとんどお飾りで、普段スキャルピングするなら300倍~400倍のレバレッジで十分です。
もちろん追証なしのゼロカットシステムもあるので、どれだけ大きいポジションを持ったところで口座の残高以上負けることはありません。
海外FXでスキャルピングするコツは「通貨ペアの特徴に合った取引」
取引するブローカーが決まったら次は何の通貨ペアでスキャルピングするか。
通貨ペアについてはすでに熟知しているトレーダーが多いと思うので、サラッと説明します。
自分が「どんなスキャルピングをしたいか」でスキャルピングする通貨ペアを選んでください。
- 低コストで堅実にスキャルピングしたい→ドル円
- コスト割高でも勝率5割のギャンブルチックなスキャルピング→ポンド円
ちなみに管理人が海外FXでスキャルピングを始めたての頃は慣れる意味でドル円スキャ、ある程度慣れた段階でポンド円にチャレンジしました。
低コストで堅実にスキャルピングするならドル円・ユーロドル
海外FXのスキャルピングが初めての方はリスクとコストを抑えながらのんびりスキャルピングするのがいいと思います。
ドル円やユーロドルは比較的緩やかな値動きが特徴です。スプレッドの狭さは他の通貨ペアと比べて小さいので取引コストを抑えながらスキャルピングできます。
ギャンブル寄りのアクティブなスキャルピングならポンド円【オススメ】
スキャルピングに慣れてきた方は値動きが激しい通貨ペアで取引して、取引1回あたりで抜ける利幅を増やすのがいいでしょう。
具体的な通貨ペアはポンド円あたりが良いのではないのでしょうか。
ポンド円は巷では殺人通貨と呼ばれているほど激しい値動きが特徴の通貨ペア。
1分足のチャートをみても1分間で10pips以上動いているのがわかりますね。

うまく値動きを捉えられれば、1回の短期エントリーだけどもガッツリ利幅を狙えます。
ドル円やユーロドルに比べると1pips以上スプレッドが広がってしまいますが、補って余りあるくらいです。
ただ思惑と逆の値動きなら一瞬で含み損が膨れ上がってしまうので、どちらかというとギャンブルトレード的な要素が強いと思います。
スキャルピングに不慣れなうちは、ハイリターン・ハイリターンの勝負は避けた方がいいでしょう。
海外FXするならスキャルピングしなきゃもったいない
ハイレバレッジ・少額入金がメインの海外FXでは間違いなくスキャルピング取引が1番向いています。
国内FXで経験がある方はもちろん、スキャルピング未経験の方も海外FXで取引するならスキャルピングしない手はありません。
スプレッド・約定力・注文方式から総合的に考えるとおすすめなのはAxioryのナノスプレッド口座。
管理人も今のところまだAxioryからスキャルピング用のメイン口座を乗り換える気はありません。
こんばんわ♪
記事を読むと、Axioryのナノスプレッド口座が良いと書かれていますが、
LAND-FX では、100%ボーナスPlus口座にて、50万円まで、100%
ボーナスがもらえますが、こちらの方が良いとは思うのですが、
如何でしょうか?
コメントありがとうございます。当サイト管理人のオタク三郎と申します。
LANDFXに関してですが、今年2月に大きなスペック改変がなされたのをご存知でしょうか?
【変更点】
・100%ボーナスPlus口座の停止
・スプレッドの見直し(平均0.4pips程度広がる)
現在は30%ボーナスがもらえるプロフェッショナル口座が利用できますが、取引1回あたりのトータルコストがAxioryより平均で0.4pips大きくなります。
「スプレッドとは別に手数料がかかる」というのがネックならLANDFXでスキャしても全然アリだと思いますが、取引コストにこだわるならAxioryナノスプレッド口座の方がいいと思います。
LANDFXの詳細に関しては下記のURLを参考にしてください。
https://kaigaifx-otaku.com/landfx-review/
以上参考になりましたら幸いです。
お返事、有り難うございます♪
そうなんですか。停止になってるんですね。私の場合、
100%ボーナスPlus口座を開設していまして、あと
45万残っています。ただ、出金拒否が怖くて、
XMのゼロ口座にしようかと考えていたのですが、
どうしようかと迷っています。やはり、スキャやるなら
Axioryのナノスプレッド口座が良いのでしょうね。
また良かったら、アドバイス下さい^^
いつも当サイトに訪れていただきありがとうございます。管理人のオタク三郎です。
そうですね。単純に取引コストで比べるとAxioryのナノスプレッド口座の方がいいと思います。
しかもXMのZERO口座は最大レバが200倍になってしまいます、、、(Axioryなら400倍)
ただ両口座とも「ECN口座」だというのはご存知でしょうか?現在お使いのLANDFX口座とは少し仕様が違います。
詳しくはhttps://kaigaifx-otaku.com/stp-ecn/で説明していますが、1番違うのは「スプレッドとは別に手数料が取られる」というコスト体系です。
今までECN口座での取引経験がないのであれば、3000円分の口座開設ボーナスがもらえるXMのZERO口座を試してみるのもアリだと思います。
ただしXMで取引したことがありましたら、3000円ボーナスは受け取ることができないのでお気を付けください。
以上、参考になりましたら幸いです。
コメント失礼します。
今現在アキシオリーを使っていて、ランドにしようか迷っています。
アキシオリーのユーロドルスプが平均で0.3ぐらいなんですが、よくよく考えたら手数料があるので、ランドの0.8のスプとあまり変わらない気がするんですが、これは管理人さんならどうとらえますか??
ご質問ありがとうございます。当サイトの管理人ことオタク三郎です。
結論から申しますと、100%入金ボーナス目当てじゃないかぎり、LAND-FXに乗り換えるメリットはありません。
https://kaigaifx-otaku.com/landfx-review/
上記の記事でも説明させていただいてますが、LAND-FXには以下の問題点があります。
①NDD方式を明言していない(もしかしたらDD業者の恐れがある…)
→参考:https://kaigaifx-otaku.com/ndd-otc-difference/
②スキャルピング取引に対する規制が厳しい
もしうぃっひ様が短期売買メインで取引されているなら、現状Axiory(ナノスプレッド口座)メインで取引を続ける方が賢明だと考えております。
ただ100%入金ボーナスは美味しいので、ボーナス目当てのサブ運用で口座開設するのはアリかと思います。
参考:https://kaigaifx-otaku.com/landfx-review/
以上参考になりましたら幸いです。