【ミルトンマーケッツ(Miltonmarkets)の評判】競合他社と比較してわかった長所9つと短所3つ

ミルトンマーケッツの評判は?競合他社と比較しながら徹底解説!

「ミルトンマーケッツで取引するのは正解?不正解?」

このページでは上記の質問に対して、海外FX歴9年目の管理人こと海外FXオタク三郎が全力で回答していきます。

結論からいうと、ミルトンマーケッツはスキャルピングメインのトレーダーにはかなりおすすめです。

 

ミルトンマーケッツで特筆すべき2つの特徴
  • スプレッドが狭い(ドル円で平均0.9pipsのコストで取引できる)
  • 約定が速い(MAX平均で0.01秒しか注文のタイムラグができない)

この2つの特徴だけでも、短期売買メインのスキャルピングトレーダーの心を奪うには十分でしょう。

そんなミルトンマーケッツについて、競合他社との比較も織り交ぜながら長所・短所にわけて徹底解説していきます。

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ミルトンマーケッツの長所9つ

信頼性が高い!GCM(ギャラント・キャピタル・マーケッツ)の日本人向けブランド

ミルトンマーケッツは世界的な金融機関「GCM(ギャラント・キャピタル・マーケッツ)」の日本人向けブランドです。

GCMはイギリスの金融ライセンスFCAの認可を受けているほど、信頼性が高いのが特徴。
子会社のミルトンマーケッツにも一定以上の信頼性があると判断しても差し支えないでしょう。

  • 運営開始が2016年で歴史が浅い
  • ミルトンマーケッツ自体が登録しているのが、規制の緩いニュージーランドライセンス(FSPR)※

とミルトンマーケッツ単体で見ると「ちょっと怪しいかも…」と思ってしまうポイントはありますが、会社の系譜を辿ってみると信頼性は問題ありません。

【ミルトンマーケッツが誕生した理由】

「なぜわざわざ子会社を作って、規制の緩いライセンスの下で運営しているのか」

この質問に対する答えはシンプルで、規制の厳しいライセンスの下では日本人を相手取ったサービスを展開できないからです。

  • 英国ライセンス(FCA)
  • キプロスライセンス(CySec)
  • オーストラリアライセンス(ASIC)

これら規制の厳しいライセンスは、日本の金融庁からの要請に応じて「ウチの管轄の法人では日本人に取引させてはいけない」という規則を作っています。

日本人向けサービスを続けるために“あえて”規制の緩いライセンスを取得せざるをえなかった、という背景があるんですね。

プレミアム口座のスプレッドがかなり狭い

ミルトンマーケッツの口座タイプ別スプレッドは以下の通り。

プレミアム口座 スタンダード口座
取引手数料 0.8pips なし
ドル円 0.9pips(0.1pips) 1,7pips
ユーロ円 0.9pips(0.1pips) 1.6pips
ポンド円 1.8pips(1.0pips) 2.3pips
豪ドル円 1.2pips(0.4pips) 1.8pips
ユーロドル 0.9pips(0.1pips) 1.7pips
ポンドドル 1.9pips(1.1pips) 2.4pips
豪ドル米ドル 1.2pips(0.4pips) 1.9pips

【ミルトンマーケッツの口座タイプ別スプレッド体系について】

ミルトンマーケッツで開設できる口座には、スタンダード口座とプレミアム口座の2種類があります。

■スタンダード口座

業者の取り分がマークアップされたスプレッドがMT4上に表示される

■プレミアム口座

業者の取り分がマークアップされてないスプレッドがMT4上に表示される。
代わりに別途取引手数料が発生する。
上の表では「スプレッド+取引手数料」の数値を記載。カッコ内が純粋スプレッドだけの数値になる。

スプレッド以外はどちらも同じスペックなので、ミルトンマーケッツで取引するならプレミアム口座を選びましょう。

プレミアム口座は他の海外FX業者と比べても競争力のある低スプレッドを提供しています。

【ドル円の平均スプレッドで比較してみた】

milton-logo 0.90pips
xm-logo 1.80pips
iforex-logo 2.00pips
TitanFXロゴ 1.03pips
Axiory 1.00pips

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約定スピードが早い【ミリ秒の世界】

ミルトンマーケッツが公式でアナウンスしている約定のレイテンシーは0.03秒。

成行注文・指値注文から平均で0.03秒後には注文が処理されます。

「ホントに0.03秒なのか」はわかりませんが、実際に取引してみても注文とほぼ同時にサクサク約定しました。

 

高速約定のヒケツはミルトンマーケッツが設置している取引サーバーの場所にあります。

大手金融機関(リクイデティプロバイダー)がこぞってサーバーを設置している、エクイニクス社のニューヨークデータセンター内にサーバーがあるので、距離的な問題で通信が遅れることはありません。

「トレーダーの取引相手となる金融機関⇔ミルトンマーケッツ」がスムーズに連携しているからこそ、上述した高速約定が実現しています。

VPSサーバーを利用すれば、さらに約定スピードが上がる

下記の条件をクリアすればミルトンマーケッツからタダでVPSサーバーを貸してもらえます。

※仮想サーバーのこと。利用すればWindowsやMac、スマートフォンから別サーバーを利用できる。

VPSサーバーの利用条件
  • 口座残高が5万円以上
  • 1ヶ月の取引量が1ロット以上

VPSサーバー経由でMT4を稼働させれば、約定スピードが平均0.01秒にUP

エクイニクスのニューヨークデータセンター内だけでサーバーの接続が完結するので、通常環境よりも速い約定スピードが実現しています。

ミルトンマーケッツでVPSサーバーを経由すると約定スピードが早くなる仕組み

 

ミルトンマーケッツのVPS条件は良心的

他にも無料でVPSを貸してくれる業者もあるけど、ミルトンマーケッツに比べると条件がカラくなってるぞ。

たとえばXMも無料でVPSが利用できるんだけど、

  • 口座残高60万円以上を維持
  • 1ヶ月に往復50万通貨(5lot)以上の往復取引

の2つを満たさないといけないんだ…。

ミルトンマーケッツは初心者の人でもクリアしやすい良心的な条件を設定していると言えるな!

最大レバレッジ800倍で追証なし

ミルトンマーケッツで設定できるレバレッジサイズは最大で800倍

海外FXのレバレッジは400倍~500倍が相場なので、資金効率に関しては文句のつけようがありません。

milton-logo 最大レバレッジ800倍
xm-logo 最大レバレッジ888倍
iforex-logo 最大レバレッジ400倍
TitanFXロゴ 最大レバレッジ500倍
Axiory 最大レバレッジ400倍

注目すべきはスプレッド特化型の海外FX業者(TitanFXやAxiory)と比べて利用できる最大レバレッジが大きいこと。

ミルトンマーケッツでなら、資金効率を最大化したハイレバスキャルピングが堪能できます。

 

また追証なしのゼロカットシステムのしっかり完備しています。。

絶対に入金額までしか負けないので、借金リスクは考えなくてもOKです。

(参考:追証なしゼロカットは海外FXだけ!借金地獄に近いのは国内FXだった?!

取扱商品のラインナップが多彩!仮想通貨や一般株の取引OK

ミルトンマーケッツで取引できるFX通貨ペア一覧

取引できる商品が多彩なミルトンマーケッツ魅力の1つ。

通貨ペアはマイナー通貨ペア含む45種類で、日経平均などのインデックス(日経225やダウなど)貴金属資源(石油など)の取引にも対応しています。

また最近ではFaceBookやAppleなどの一般株やビットコインなどの仮想通貨取引の提供も始めました。

FX取引に慣れたら、他のCFD商品の取引にチャレンジしてみてもいいでしょう。

STP/DMA方式採用!生粋のA-Book・NDD業者

ミルトンマーケッツはNDD方式を採用しているA-Bookの海外FX業者。

NDD方式の中でもSTP/DMA方式でトレーダーの注文を処理しています。

【STP/DMA方式の仕組み】

  1. トレーダーの注文をシステムが受理する
  2. リクイデティプロバイダから配信されたレートの中から、最も有利なレートを解析
  3. 有利なレートとトレーダーの注文が約定する

(関連:ECN方式って何?STP方式との違いからおすすめのトレーダーを紐解く

 

上記からもわかるように、ミルトンマーケッツはトレーダーの注文をマッチングさせているだけ

トレーダーが勝っても負けてもミルトンマーケッツ側からしたら”どこ吹く風”なので、不正なレート操作や約定拒否の心配はいりません

(参考:NDD方式の海外FXは勝ちやすい?国内FXで勝てないのはOTC(DD)方式のせい?

 

ミルトンマーケッツはNDD方式の貴重な業者

「海外FX=NDD方式」というイメージがあるかもしれないが、実は真っ当なNDD方式採用の業者は一握り

他の海外FX業者としては、

  • TitanFX
  • Axiory
  • Tradeview

などがあるが、公式でNDD方式を明言しているところは少ない。

ミルトンマーケッツは貴重な存在だと言えるな!

国内銀行送金対応!ネットバンクからでもラクラク入金できる

ミルトンマーケッツは国内の銀行口座に振り込むだけで入金OKです。

  • 手数料の徴収なし(銀行への振り込み手数料のみ)
  • 1営業日以内に口座に入院が反映される

銀行の営業時間(平日の15時まで)に入金しておけば、即日で取引スタートできます。

もちろん手数料無料のクレジットカードでの入金にも対応※しているので、入金手段に困ることはないでしょう。

※2018年4月22日現在、メンテナンスのため一時的に休止中です

 

ネットバンキングの利用もOK

「SMBCダイレクト」や「みずほダイレクト」などのネットバンキングからも送金できるぞ!

日本人・初心者向けのサポート体制が充実!LINEや電話での問い合わせOK

ミルトンマーケッツは海外FX初心者の日本人を温かく迎え入れる体制を整えています。

サポートにはメールのみならずLINE(ID:@miltonmarkets)や日本語での電話も用意。

スタッフが平日24時間体制で待機しているので、不明点があっても気軽に問い合わせられます。

 

また他の海外FX業者にはないサービスとして、ミルトンマーケッツは自社MT4の取扱説明書を用意しているのもポイント。

ミルトンマーケッツはMT4の取扱説明書を用意している

「海外FX初めてだからMT4の使い方がわからない…」という人でも、スムーズに海外FX取引に移行できます。

 

ミルトンマーケッツは日本人スタッフを雇っている

ミルトンマーケッツには最低でも2人以上の日本人スタッフが在籍しているぞ!

オレのサポートを担当している人が1人、公式ブログなどの広報を担当しているのが1人、計2名は確実に在籍している。

サポートに日本人スタッフを在籍させていることからも、日本人向けサポートの充実を図っていることがわかるな!

不定期でボーナスキャンペーンを実施してくれる

「スプレッドが狭い業者はキャンペーンがない」というのが海外FXの通説ですが、ミルトンマーケッツは定期的にボーナスキャンペーンを実施してくれます。

過去のキャンペーン事例でいうと、2016年9月19日~10月31日には「トレードパワー増加キャンペーン」なるものを実施していました。

【トレードパワー増加キャンペーンの詳細】

  1. 入金額の25%ボーナス(ボーナス上限250万円)
  2. 入金額の100%ボーナス(ボーナス上限10万円)

上記のうち好きな方を1つ選んで参加できる。

もちろんXMやiForexなどキャンペーン常設の業者に比べると見劣りしますが、キャンペーン中に入金すればボーナスで資金をガッツリ増やしてスキャルピングできます。

最新のキャンペーン情報は下記のページでチェックしてみてください。

ミルトンマーケッツのキャンペーン詳細ページ

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ミルトンマーケッツの短所3つ

最低でも20,000円の入金が必要になる

ミルトンマーケッツで取引するには最低でも2万円の入金が必要です。

「数千円の入金で海外FXのハイレバ取引を体感する」
「超少額入金で、損失のリスクを小さくしたい」

などの要望には対応してないのはマイナスポイントです。

証拠金維持率100%以下でロスカットになる

ミルトンマーケッツのロスカット水準は証拠金維持率100%以下

多くの海外FX業者のロスカット水準は20%~50%なので、相場よりはキツめです。

milton-logo 証拠金維持率100%以下
xm-logo 証拠金維持率20%以下
iforex-logo 証拠金維持率0%以下
TitanFXロゴ 証拠金維持率20%以下
Axiory 証拠金維持率20%以下

上述したように最大レバレッジは800倍ですが、実効レバレッジ※800倍ではエントリーできません。

※たとえば2万円入金して16万通貨のポジションを持った場合、口座の実効レバレッジは800倍になる。

この時「必要証拠金=口座残高(有効証拠金)」となるので、口座の証拠金維持率は100%。
エントリー瞬時にロスカットされることになる。

下記の表を参考に、証拠金維持率に余裕を持ってエントリーしましょう。

【2万円入金した場合のエントリー枚数別証拠金維持率一覧】

1ドル100円計算、ドル円エントリー時の証拠金維持率。スプレッドは加味していない。

1万通貨エントリー
(実効レバレッジ50倍)
証拠金維持率1600%
(必要証拠金1250円)
2万通貨エントリー
(実効レバレッジ100倍)
証拠金維持率800%
(必要証拠金2500円)
4万通貨エントリー
(実効レバレッジ200倍)
証拠金維持率400%
(必要証拠金5000円)
8万通貨エントリー
(実効レバレッジ400倍)
証拠金維持率200%
(必要証拠金1万円)
10万通貨エントリー
(実効レバレッジ500倍)
証拠金維持率
(必要証拠金1万2500円)

銀行送金での出金で手数料を徴収される

海外FXで入金額を超える出金の際に重宝される銀行送金ですが、ミルトンマーケッツでは2,400円の手数料を徴収しています。

(参考:海外FXの入金方法・出金方法マニュアル完全版~Neteller撤退を経て

マストで発生する受取手数料やリフティングチャージ料を含めると、銀行送金にかかるお金はトータルで最低でも6,400円

出金手数料無料(総額4000円程度)で出金できる海外FXブローカも多いので、これはデメリットですね。

手数料で損したくない人は、小まめに引き出さずにまとめて出金するようにしましょう。

ミルトンマーケッツでの口座開設に関するオタク三郎の統括

冒頭でも申したように、ミルトンマーケッツは完全にスキャルピング向きの海外FX業者です。

スプレッドの狭さは私のスキャメイン口座Axioryを凌駕。

無料のVPSを使えば平均0.01秒で注文が約定するので、コストを抑えつつサクサク利幅を抜いていけます。

また海外FX初めての人や日本人トレーダーに寄り添ったサービスを提供しているのもポイント。

  • 国内銀行送金に対応
  • 日本語の電話やLINEでの問い合わせに対応

この2つはまさに”親日ブローカー”としての姿勢の現れだといえるでしょう。

海外FXの中では歴史の浅いブローカーですが、親会社がGCMということで信頼性も問題ありません。

日本人トレーダーのシェアが増えるのも時間の問題だろう」というのが、管理人ことオタクサブロウの所感です。

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ミルトンマーケッツの詳細情報まとめ

会社情報詳細

会社正式名称 Milton Markets UK Ltd.
ライセンス登録 FSPR/ニュージーランド
(登録番号:FSP341966)
運営開始 2016年2月

プレミアム口座スペック詳細

取引プラットホーム MT4(Meta Trader 4)
口座通貨 ドル、円、ユーロ
最大レバレッジ 800倍
初回最低入金額 20,000円
スプレッド 0.1pips~
取引手数料 0.8pips/取引毎
最小取引枚数 1000通貨(0.01lot)
最大取引枚数 2000万通貨(200lot)
ロスカット水準 証拠金維持率100%以下

スタンダード口座スペック詳細

取引プラットホーム MT4(Meta Trader 4)
口座通貨 ドル、円、ユーロ
最大レバレッジ 800倍
初回最低入金額 20,000円
スプレッド 1.5pips~
取引手数料 なし
最小取引枚数 1000通貨(0.01lot)
最大取引枚数 2000万通貨(200lot)
ロスカット水準 証拠金維持率100%以下

日本語サポート情報詳細

問い合わせ方法 電話、FAX、ライブチャット、メール、LINE
サポート対応時間 電話・FAX:日本時間21時~翌5時(月~金)
ライブチャット:日本時間(日)18時~(土)6時
メール:24時間(翌営業日以内に返信)
電話番号 03-4588-8703
0120-958-141(フリーダイアル)
メールアドレス support@miltonmarkets.com

入金方法詳細

入金方法 クレジットカード(VISA、MasterCard)、国内銀行送金、海外銀行送金
着金スピード クレジットカード:1営業日以内
国内銀行送金:1営業日以内
海外銀行送金:3~5営業日
手数料 全て業者負担※

※国内銀行送金では別途銀行の振り込み手数料(108円~540円)が、海外銀行送金なら送金手数料など含めて別途約4000円が発生します

出金方法詳細

出金方法 クレジットカード、海外銀行送金
着金スピード クレジットカード:1営業日以内
海外銀行送金:3~5営業日
手数料 クレジットカード:業者負担
海外銀行送金2,400円※

※海外銀行送金の場合、受取手数料や中継銀行のリフティングチャージ含めて別途4000円が発生します。

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